自己紹介

6/9
前へ
/78ページ
次へ
「い…良いの?」 「にゃ!?」 こいつ何言ってるにゃ。 良いわけないにゃ。 「よ~い、よい。 ネコバァの紹介がなければアイルーは信頼を得られず仕事がみつからん。 途中で逃げ出されても困るからの。」 モリーは一瞬にして固まった。 そういえば前のご主人が再雇用がどうとか言ってたにゃ… 「他の村に行っても門前払いされるのがオチよい このアイルーはいくらか経験を積んでいるようじゃ ユキもこのアイルーにフォローしてもらうとええ」 そういうと村長はたき火を突っつき出し、芋を取るとモリーに渡す。 「この子を頼むよい。」 驚愕の事実を知り断れなくなったモリーはただうなずくしかできなかった。
/78ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加