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「い…良いの?」
「にゃ!?」
こいつ何言ってるにゃ。
良いわけないにゃ。
「よ~い、よい。
ネコバァの紹介がなければアイルーは信頼を得られず仕事がみつからん。
途中で逃げ出されても困るからの。」
モリーは一瞬にして固まった。
そういえば前のご主人が再雇用がどうとか言ってたにゃ…
「他の村に行っても門前払いされるのがオチよい
このアイルーはいくらか経験を積んでいるようじゃ
ユキもこのアイルーにフォローしてもらうとええ」
そういうと村長はたき火を突っつき出し、芋を取るとモリーに渡す。
「この子を頼むよい。」
驚愕の事実を知り断れなくなったモリーはただうなずくしかできなかった。
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