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モリーはしばらく考えた。
別にハンターの加護とか正直どうでもいいにゃ。
僕の知ったことではにゃい。
でもこれからまた別の街に行こうにも門前払いされるのがオチにゃ。
それならユキが簡単なクエストをこなせるようになるまで一緒にいてそれから今後の事考えようかにゃ。
ごはんにも困らないし。
「分かったにゃ
ユキのオトモになるにゃ」
村長はにっこりと微笑んだ。
「ありがとよい
それじゃあ、あの子も待ってるじゃろ
家に行くとよい
クエストの話はまた明日するよい」
そういうと村長はまたたき火を突っつき始めた。
「お~い、部屋の掃除が終わったから早くおいで~」
「わかったにゃ!」
四つ足ダッシュで家へ走るモリーを見送る村長
「よ~いよい
これからが楽しみになってきたのぉ」
村長は嬉しそうにたき火を突っつく。
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