出会い

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モリーは今現在、1人ぽつんと道を歩いている… 何故かというと… 「実はおまえを今日限りで解雇しようと思ってな…」 「にゃ!!!!!?」 「あの…糸を吐くイモ虫?」 「それは蚕。」 「まだまだ元気にゃ。 今からご主人に身の回りすべてのお世話してもらうなんて…」 「それは介護… モリー、逃げないでちゃんと聞いてくれ? 要はクビだ。」 「にゃーーん…」 モリーはゆっくりうなだれた。 「おまえは確かに優秀なアイルーだと思う。 だからここまで一緒にこれた。」 ご主人は申し訳なさげに話を続けた。
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