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「にゃ~」
モリーは深いため息をついた。
これからどうしよう…
ずいぶん遠くまできちゃったにゃ。
今まで住んでいた街とは違って雪が沢山積もってるし…
しばらく歩くと小さな村が見えてきた。
「ポ…ッケ村?」
ポッケ村と書かれたでっかい門をくぐると後ろから荷車を引く音が聞こえてきた。
「にゃ、ふぉ、にゃ、ふぉ」
「…なんか分からないけど隠れるにゃ
あ、あのタルが良いにゃ。」
」
適当なタルを見つけたのでそこの中に隠れる事にする。
無惨にも放り投げられた1人の女の子は目を回して気絶していた。
まだ16、7位かにゃ?人間の年はいまいちよく分からないにゃ。
でも…前のご主人の時も見てて思ったけど基本的に救護アイルーは人の扱いが雑だにゃ。
普通の人間なら放り投げられるだけで結構ダメージくらうのにゃ。
まぁ本人たちもハンターが力尽きる度に命がけで救護しなきゃいけないから、八つ当たり的なものをしたいのかもしれないけど…
しばらく考え事をしてると女の子は目を覚ました。
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