出会い

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「あんた!」 「ひぃっ!?」 突然話しかけられてびっくりしてるみたいにゃ。 まぁ気にしないにゃ。 「何か困り事の様にゃ。 僕が力を貸してやろうかにゃ?」 女の子はキョロキョロと辺りを見回している。 どこから声がしてるか分からないみたいでまだ探してるにゃ。 もういっちょ驚かしてやるかにゃ。 このいたずら心は他のアイルーには分からないにゃ。 モリーは再度思いきりタルを揺らした。 「あ…」 持っていた小タル爆弾が何の間違いか起爆してしまいモリーは派手に飛んでいった。 「にゃ~…」「きゃーー!」 吹っ飛ぶモリーを見て腰を抜かす女の子。 うまい具合に女の子の前に落ちる。 腰を抜かし動けない女の子は震える手で、手元の棒きれを拾い、恐る恐るモリーを突っついた。
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