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突如カバッと黒こげの顔を上げ女の子を睨む!
「きゃーーーー!!」
女の子は抜かした腰も何のその。
門をくぐり抜け村の外へと飛び出して一瞬にして見えなくなった。
「あ~楽しかったにゃ。
こういういたずらはたまらないにゃ。」
モリーは受けたダメージよりもいたずらを楽しんでいた。
しばらくすると遠くからさっきも聞いた気がするガラガラと荷車を引っ張る音が聞こえてきた。
「にゃ、ふぉ、にゃ、ふぉ」
気づくと目の前にさっきの女の子が無惨にも放り投げられた。
「…ちょっとやりすぎたにゃ。」
目を回して気絶している女の子を見て少し反省するモリーだった。
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