プロローグ

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第三次世界大戦では生物兵器が使用され、世界人口の28億人が死んだ。 やがて戦争は終わり、各地で小規模戦闘、いわば紛争がぼちぼちと行われている程度に収まってきた。 だが、ここで新たな問題が出来た。 今までコントロールしていた生物兵器が人並みに巨大化し人を襲うようになった。 国連より『未確認生物攻撃組織』通称UAGを発足させたが思ったほど成果が上がらなかった。 そこで国連は今までに数多くの戦績を残し、ついには国連から正式に活動を許可された傭兵団、藤旋軍に応援を要請した。 だが、ここで面白くないのはUAGである。 そもそもUAGとは生物兵器研究所が前身である為、司令官及び副司令官は学者上がり、戦闘経験者は戦闘指導部の人員だけである。 だが、ここの部長である高城美雪は興奮すると周りが目に入らなくなり、思考能力が極端に下がってしまう人物でおよそ部長には相応しくない人である。 ではそんな彼女がどうして彼女がこんな役職に身をおけるか…それは世界を裏で操る者の画策だが、今はどうでも良い。 話がずれたがこれからの物語は藤旋軍親衛隊の一人がUAGに招待状を貰うところから始まる。 この物語の終局は誰にも分かりません。 どうか皆様、生暖かくも優しい目で見守って下さい。
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