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何もない部屋。 ここで彼は新しい生活が始まるんだ。 私の知らない春樹が増えていくと思うと、つい春樹の背中に抱きついていた。 「春樹、頑張ってね。応援してるから…」 淋しさからか、涙が溢れた。 さすがに何もない部屋に3月の寒さはきつい。 この日は近くのホテルに泊まった。
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