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「…朝か」
昨日夕食食った覚えがないが、まぁ今ベッドにいるし(何故か裸だが)寝惚けてたんだろうな。
前にも裸のまま寝てた事はあったし。
「…ん…」
すぐ横にあるシーツの塊がモゾモゾと動く。
「ん…ふぁ~…。
あ、恵御おはよ」
シーツから裸の沙夜が現れた。
…裸?
「沙夜、一応聞くが…昨日何した?」
「恵御、子供の名前は夜(ヨル)か恵(メグミ)にしようね///」
…詫びる気無しか。
「沙夜、子供は双方同意の上で作るものであって――」
「恵ちゃんが了承したよ?
というか恵ちゃんが先にしてきたくせに~///」
顔を真っ赤にしながらイヤンイヤン♪と首を左右にふる沙夜。
「出来ちゃったら高校中退しなきゃね///
あ、大丈夫!家は代々出来やすい家系らしいから///」
確信犯だこれ…。
「それに優しい恵御なら出来ちゃっても子供も大切にしてくれるでしょ?」
あぁ…、ほんっとに…。
「敵わないな…」
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