5人が本棚に入れています
本棚に追加
中学2年生の始業式
新クラスと新担任発表。
次々に1年生の時と同じ先生達が
発表された
でも、まさかだった
A氏が学年の先生になるなんて。
Nの担任の先生になるなんて。
悔しくもあり嬉しくもあった
A氏が学年の先生になってくれたら
会える機会が増えるだろうし
そう思うと嬉しかった
けどNの担任になったのが悔しかった
それに私の担任
私が嫌いな先生だったから
余計にそう思った
嫌な中学2年生の生活が始まった
クラスも微妙で馴染めなくて
担任も嫌いだし
学校に行くのが苦痛になって
次第に遅れて行く様になった
Nは元々遅れて来る生徒だったから
私はNと学校に行く事が増えた
学校に行かない事も増えた
だから1年生の時より
遥かにA氏と会う事も話す事も
少なくなった
そんな生活で
綾ちゃんと会うのも凄く減って
やっと会えたと思えば
まともに目も合わせれずに
話さず別れたりして
そんなんで学校に
行きたくない気持ちが強くなって
A氏に会いたいって思う事も
次第に薄れていった
このまま想いも消える予感もした
でも、うっすら想いは残り続けた
そして夏休み前ぐらいに
綾ちゃんに彼氏ができた
幸せそうだったから
もう見守る形で終わらそうと思った
けどそんな簡単には終われなかった
だから"A氏に専念しよう"と
自分に言い聞かせた
するとほんとに段々A氏への
想いがまた強くなりはじめた
明らか前より好きになってて
はまっていった
綾ちゃんへの想いとは
比べ物にならないほどの大きい想いだった
最初のコメントを投稿しよう!