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「すいません、送ってもらって...」
僕は少し迷惑をかけてしまった分の謝りを込めて控えめなあいさつをした。
「気にするな、これも任務だからな」
中佐は確認用紙を出しながらそう言った。
父さん、俺配属が決まったよ。配属先は 、セントラルというかなり大きい街で、迷子になりそうです。街の人達も、優しそうでいい街です。俺、頑張っていつか父さんみたいなラッパ手になるから...
「大野一等兵、ここまでで悪いな。今
日は祭りだからここまでだ」
お祭りも気になるが僕はスティーブ中佐に礼を言った。
「平気です。ありがとうございました」
僕は、そう言って確認用紙を渡した。確認用紙を受け取った中佐は来た道を戻って行った。
さてと、街にそろそろ入るか。街に入ると街は活気づいていた。市やフリーマーケット、こんな都会なのに田舎っ
ぽい祭りであり、悟にとって馴染み深い縁日であった。
確かこの街は金属加工の技術がすごいと聞いたことがある。悟が辺りを見渡すと、至るところに加工品のアクセサリーが売っている。
噂通り加工技術がすごい街であった。よくみると他にも色々な物を売ってる。例えば服、小物入れ、特産品...しかし、加工品のアクセサリーが多い。
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