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「それに………」
「なに?まだ何かあんのか?」
「その夢で言ってた7年後って今年なんだよ」
「マジ………?」
「よぅ!お二人様久しぶり!」
後ろから現れた亮に少しビックリする。
「ん?どした?2人とも顔死んでるぞ?」
状況を理解してない亮に雄介が説明を入れる。
「は?!マジかよ?!」
「ここで嘘言ってどうすんだよ」
「気持ち悪いなー、まぁ考えすぎだ!別になんも起きてねーんだから気にすんな!」
相変わらず能天気な奴だ。
「亮どんだけ能天気なんだよ、亮の頭の中はお花畑だな」
雄介も同じ考えのようだ。
「考えたってなんもなんねーだろ?とりあえず今日を楽しもうぜ?」
まぁ亮にそう言われればそんな感じがするな。
「そうだな!今日は楽しむぞー!奏太もテンション上げろよ!?」
「ああ、分かってるが、テンション上げるのは目的地着いてからにしようか」
「……………はい」
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