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美紀「なんだもう。びっくりしたじゃ~ん」
美紀に話しかけて来た声の正体は、ケルベロスである。
さっきと違ったことは、無いが、強いて言えば口回りの毛が赤色に染まってることぐらいか。
ケルベロス「びっくりしたって事は、オレの事忘れてただろ?」
美紀「わ、忘れてなんかないよ!!で、どこ行ってたの?」
ケルベロス「お、お前~。はぁ~、フウ……よし、スナイパーを殺しに行ってた」
美紀「あ~。そうだったっけ?」
ケルベロス「そうだよ。結果は、倒した。ただ……」
美紀「ただ?」
ケルベロス「奴らはあるチームの一団って事がわかった」
美紀「"ゴースト"なのね?」
美紀は、ケルベロスの話し方の雰囲気からゴーストの一団であることに気がついた。
ゴーストとは、自分をジョセフと名乗る者をリーダーとする一団である。ジョセフは恭介と同じく憑依を使う人間だ。
美紀,「じゃ、日本の4代勢力の一角に喧嘩を売ってしまったって訳ー?」
ケルベロス「そういう事になるな。」
美紀「彩翔に報告しないとねー。最悪戦争にもなるね」
ケルベロス「そうなったとしても、私達はあなたのことを絶対にお守りする」
美紀「うん。ありがとね」
プルプルプルプルプルプルプルプル…
美紀「あっ彩翔?あのねちょっと皆を連れてチェローンの街に来て。大事な話あるからー。じゃ、また。」
美紀「これでよしっと!」
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