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転校生は一瞬『やっちまったー』的な顔をしたが、今は普通にしている
そして何事もなかったかのように前の方えと歩いていった
「(って、こいつはやはり……)」
予感はしていたが、転校生は早朝に走っていたあの女の子だった
「(向こうはまだ気づいていないか……これは『あれ』をやるチャンスか……)」
そして転校生は黒板の前にたった
「んじゃ、自己紹介いってみよう」
忍先生に言われ転校生が喋りだす
「はい!転校してきました『アクアス・エリア』と言います!今日から皆さんよろしくお願いします!」
教室の皆から拍手がわく。っと、ついに私と目があった
今だ!!
「お前は『あなたは朝走ってたちっちゃい子』と言う」
「あなたは朝走ってたちっちゃい子……はっ!」
拍手が止み、今度は教室から「お~」と声があがる
「なんだお前ら2人でテンプレか?まぁちょうどいい、アクアス、お前の席は瑠亜の隣にしてやろう」
忍先生の計らいによってアクアスの席は私の隣となった。ちなみに元から隣だった奴は別の場所に移されました
「んじゃ、HR終わりな。後はお前らでテキトーにしとけよ」
そう言って忍先生は教室を後にした
さぁ、ここからはアクアスへの質問タイムといこうか……という流れになった
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