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ブン! 「にょわ!」
ブン! 「ふわ!?」
ブオン! 「うにゃ!!」
瑠亜の三連撃をかわすアクアス
「も~!さっきから避けてばっかで、真面目に戦えよう!」
瑠亜の攻撃に対して避けてばかりいるアクアス
「だってこんな実践初めてだから勝手がわからなくって……でもでも!真面目にやってるんだよ!」
瑠亜の手が止まる
「じゃあ、攻撃してみてよ」
手でちょいちょいと『かかってこい』と挑発する瑠亜。それに対しアクアスは
「う~ん……どうやって攻撃すればいいかな?」
「むき~~!ふ・ざ・け・ん・な~~~!」
あまりにやる気のないアクアスに瑠亜の正拳突きが襲う。しかしその攻撃は先ほどまでの攻撃とは違い威力はあるが単調な攻撃
「にょわっと!」
「また避けっ……!?」
アクアスは避けると同時に瑠亜の腕を掴む
「なに?!」
アクアスはそのまま腕を引き寄せ、足を絡めて技の体制に入る
「取った!『飛び付き腕十字』!!」
「んぬあ?!」
ザッと踏み止まる瑠亜。倒れると思っていたアクアスは驚きの顔を隠せなかった
「にょわわ!?なんたるパワー!」
「アクアス~……こんのタヌキが~~……!」
しかも瑠亜の腕はまだ伸びきっておらず、凄まじい力でアクアスの『腕十字』を外そうとしていたが、さすがになかなかはずれない
「こうなったら!」
瑠亜は極められている腕を勢いよく振って
「にょ?!」
「くおらあぁぁ!!」
壁に叩きつけた
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