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その次に、お社に入って奥にある祀られた刀に血を付ける。
「……さらっとあたし錬金術紛いな事、してんのかなぁ……って漫画の読みすぎね、ふふっ」
なんて言いながら、刀で指を少し切った。
「っつー…こんなことして本当に不思議体験できるのかn……」
『ー我ガ刀ニ触レシ者ヨ。
汝ノ願イ聞キ届ケタリ…ー』
「は?………っわっ!」
急に声が聞こえたかと思うと、突然屋代が
激しく揺れ始めた。
お陰で私は、バランスを崩し、壁にぶつかってしまった。
「うっ!……い……た………」
頭をぶつけた私は、そこで気を失った。
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