ミラの秘密

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隼人「もう、帰る場所もない。それで世界が変えられるなら…」 もう、悲しむ…人もいない。友人もいない。 ミラ「そう…私は…エージェントなの。」 隼人「エージェントって…あのエージェントかっ!?」 ミラ「そう。昔でいう…スパイね。私は…アメリカの極秘理に存在する部隊 『ヴィクセン』 の一員。自分でいうのもなんだけど、エースとか言われてるわ。恥ずかしながらね。」 隼人「ヴィクセンって…女狐って意味だから…女性だけの部隊?」 ミラ「よくわかったわね?何故わかったの?」 隼人「勉強は…出来るからね。」 ミラ「あぁ…孤独っていってたもう一つの理由はね。私の二つ名にあるの。」 隼人「二つ名?」 ミラ「私の二つ名は 『Hell alone wolf』 日本語に直訳すると… 『地獄の一匹狼』 ね。 私の名前は…ルーシャンでしょ? 私のルーはフランス語で 『louf』 それは狼って意味なの。 それにかけてるのよ。」 隼人「そんな意味があったのか…」 ミラ「さっ…これを聞かれたには…死んでもらうわ。」 カチャッと音をたてミサが銃を出す。 隼人「えっ…嘘だろ…騙したのかよ…」 俺は…唇を噛んだ。 これは…仕方ない。 簡単に人を信じた俺が悪かったんだ… ミラ「嘘よ。聞 いたからには貴方には…パートナーになってもらうわ。」 隼人「っ…はぁぁぁ…」 俺は…腰を抜かしてしまった…
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