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新コンビ結成!
ミラ「ぷっ…アハハハハハッ!今、死を覚悟したでしょ?合格よ!さ、掴まって?」
隼人「う、うん…ありがとう。」
俺は…戸惑いながらミラの手を取り立ち上がる
隼人「ミラ。ところで…俺は…何処に住むの?」
ミラ「ん~。隼人はお金がないからねぇ…」
隼人「まぁ…そうだな。」
ミラ「じゃあ…アメリカに行きましょ?」
隼人「いきなり!?」
ミラ「本部に空いてる部屋があったはずなの。少し電話してみるわ。」
そう言って電話をかけ始めた。
ミラ「もしもし?アリサ?私よ。えぇ。『ヴィクセン』本部に空いてる部屋があったかしら?」
アリサ「空いてますよ?どうしたのですか?」
ミラ「私のパートナーを見つけたの。男の子よ?
なかなかカッコいいわよぉ~」
なんかミラがおばさん臭い会話をしているみたいだ。
言ったら撃たれかねないから言わないでおこう。
ミラ「うん。OK。じゃあ…今日中には着くわ。」
話が終わったようで歩いてくる。
ミラ「じゃあ…行きましょ?」
隼人「うんっ。」
ミラ「バイクは乗れる?」
隼人「乗れる。」
バイクも車も全て動かしかたも知ってるし乗れる。
何故か自分でもわからないが。
ミラ「じゃあ…ここを直線で走って。すると、専用機があるから。」
俺は…バイクに乗りエンジンふかすためレバーを思い切り蹴った。
ブルゥゥゥン…
バイクが唸りをあげた。
俺を認めてくれたみたいだ。
ミラ「後ろに乗るわよ。」
二人はヘルメットなんてしないで走り始めた。
ミラは俺に抱きついている。
俺は…少し照れながら走った。夜の道にミラの綺麗な長い金髪が舞っていた。
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