第26話 機械帝国

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麗は右腕に剣を装備した。 麗「私は『冷酷のサイボーグ』、ユニバース第五階級、土屋麗だ」 ゆたか「…………麗ちゃんは冷酷じゃないよ……」 麗「そんな事、殺されて分かる」 みなみ「ゆたか……気を付けて…… 5番だから麗はかなり強い筈……」 麗「強いのは当然だ それより早く構えろ 無防備で死ぬのはバカだ」 みなみ「分かってる… ゆたか、援護をお願い…」 ゆたか「任せて」 麗「おかしな事を言うんだな 弓で戦うお前も後方支援の役割だ 接近戦には向いていない お前らは相性も考えずにここに来たようだな 亘駿がいれば水騎そらの時みたいに追い詰められるかもしれないのに」 みなみ「亘先輩は冥渡先輩と決着を付けたいと言っていたから……」 麗「それでも後方支援のお前らだけで私に戦いを挑むとは 友達だからって理由で一緒に来るな」 麗はみなみへと襲い掛かる。 《ガンガンガンガンガンガン!!!》 みなみは矢で麗の剣を防ぐ。 麗「思ったより接近戦には対応出来るようだな だが……」 《ガシッ》 麗「お前の矢は折りやすい」 《バキィ!》 麗はみなみの矢を掴んで折った。
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