第26話 機械帝国

8/37
前へ
/175ページ
次へ
麗「接近戦でもまともに戦える奴を連れて来なかったお前らはバカだ」 麗はみなみへと剣を向けた。 ゆたか「『クイックガード』!!!」 《シュガン!!》 麗「!」 素早い光がみなみの前に現れて麗の剣を防いだ。 麗「速い防御だな」 ゆたか「クイックガード、防御範囲は小さいけど、遠い距離に仲間がいてもすぐに守る事が出来る」 《ガシャ》 みなみは弓を構えようとする。 麗「させるか」 みなみ「…!」 《ガガガガガガガガガガガガガガ!!!》 麗は連続でみなみへと剣を繰り出していく。 麗「弓を使いたいなら距離をある程度取っておくべきだ 至近距離で弓を使いたいなら止めを刺す時だけだ 泉こなた達から教わらなかったのか?」 ゆたか「……………」 麗「ゆたかが何もして来ないとこを見ると、攻撃術を持っていないのか? それとも、ビビって攻撃が出来ないのか?」 みなみ「ゆたかは回復と防御しか使えない… でも、攻撃する術があってもゆたかは攻撃しないと思う…」 麗「何故?」 みなみ「ゆたかは人を傷付けるのが嫌いだから…」
/175ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加