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あまりのショックにアイルはただ立ち尽くしていた
「誰にも知られていない君にしか頼めない…いや、君にしか出来ない事だから呼んだんだ」
「っ…?誰にも知られていない俺にしか出来ないだって?ふざけるな?お前が俺の存在を消したんだろ?」
「そう喚くな、君にしか出来ないから呼んだだけ…君には世界の役にたってもらうよ」
「世界の役に？」
「そう、世界の…もうすぐ君の居た世界リノトリアで大規模な争いが起こる…そしてその争いの結果リノトリアは滅びる」
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