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「……何なんだ?本当に存在が消されてる…」
街の中心にある噴水にもたれながらアイルはある矛盾について考えていた
記憶を消したと言われた時は何も分からなかったのにアレサの事は覚えていた…何でだ?
「あのー」
「な、なんですか?」
かなり考え込んでいたためアイルは反応が遅れた
「アイルさんですよね?」
「!!!っ…何で俺の事を知ってるんだ!?」
「知りたいなら…ついて来てくださあね」
不適な笑みを浮かべた少年は歩き出したアイルもその後をついて行った
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