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種族変化薬
永琳が研究への意欲心によって研究していた薬、銀狼の血をベースに作られている
最近人間から妖怪に種族変えする外来人が増えた為身体への負担を極力抑えた次世代の種族変化薬を研究し、スペルカードによって一時的だが種族が変化する銀狼の血を組み込む事で遺伝子情報を比較的容易に変化させられるようになり遂に出来上がった試作品をモルモットに投与した結果苦しんではいたものの死亡は確認されなかったが、投与されたモルモットは情緒不安定、攻撃的で凶暴化するにまで至ってしまい、まだ課題が残されていた
その後改良を行う為新たに作った三つの試作品は、力を欲するシャークに全て奪われた
変化
永琳から奪った試作品を自らに投与し異形な姿へと変化した
変化の際に血が流れ出していたのは不要となる物を血液と共に排出する為、その後遺伝子組み換えで新たに必要となる物を周囲から身体に取り込み変化が完了する、体全体から刃が出ているのは鋸を取り込んだ為である
・第一形態
変化直後の状態
腹部の肉と胃袋が消失し、左腕の肘から先が剣のように変化した
更に体色も変化し全身から棘のような刃が生えている、右手の指や掌にも有る為暗器として使用出来る
但し副作用によるものなのか、言語能力に異常が発生し一部片言となってしまう、因みに死後はこの状態である
・第二形態
摂取した妖怪の血に反応し更なる変化を起こした状態
一度目の摂取で身体能力が向上したが、二度目の摂取で身体が異常な反応を起こして自我を失い、闘争本能と銀狼への私怨のみで行動しだした
・第三形態
切断された右腕を取り込み、新たな右腕を形成した状態
今までの人間の腕とは違い、左腕と同じく肘から先が変化している、差異はダガーのブレード部分を腕のサイズにまで巨大化した諸刃に、能力に反応して回転するノコギリ刃が付いた左腕とは正反対で、剣のような切っ先を持つ鋸に変化した
能力
血液を操る程度の能力
変化する際湖の水を取り込んだ為新たに得た能力、身体中に巡る血液を操り傷口を素早く固まらせたり血液の膜を纏い防御したりと色々出来る
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