プロローグ

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「ああ!!」 隔離された部屋の中の子供が血を吐き気叫ぶ。 「あ…」 そして動かなくなる。 「Bー56失敗です。」 研究者達は何事がなかった様に見ている。 「またか?やれやれ…ゴミが」 ため息をつき。タバコに火をつける。 「片付けておけ。」 「はい…わ」 言い終わる前に首飛びゆっくり倒れて行く。少年が笑いながら倒れて行く姿を見つめている。 「アハハ…所長さん?見てよこの人?まだ動いているよ?」 返り血を特に気にもせず。ゆっくり、所長にナイフを向ける。 「待って…ブレ」 「バイバイ」 夜を明るく火が照らす。少年は見ているゆっくり研究所が崩壊していく姿を…後ろを振り返り 「アハ…僕達は自由だ!!」 少年は高らかに笑った。森の中に続く子供達の足跡を見ながら
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