孤児院にて

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「弥雲お姉ちゃん!凄い!凄い!」 「ありがとう。でも、瞬は真似ししないでね?」 フワフワした瞬の頭を撫でていると頭に生えている猫ぽっい耳がピクピクしている。 「弥雲お姉ちゃん。くすぐったいよ」 瞬は気持ちよさそうにしている。 「瞬行くよ!早く行かないとマリアに怒られるから」 弥雲はクスッと笑い。瞬の小さい手を握り温もり感じながら手を引き中に入っていく。
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