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「ほら!瞬溢さないの!」
「うにゃ~」
優しく瞬の口を拭き。パンを食べ始める。
「マリア。後でお話しが…」
弥雲は奥の席に座っている。穏やかな老女―マリアに話しかける。
「ええ。構いませんよ?弥雲。」
マリアは優しい笑みを浮かべ弥雲を見る。
「マリア、ありがとう。コラ!瞬!サラダも食べなさい!」
「やだよ!」
瞬は席から飛び降り外に逃げる。
「瞬!…マリア後で必ず伺います!―瞬!待ちなさい!」
マリアは笑い。他の子供達も一緒に笑っている。此処に種族の壁はない。
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