いち

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柚「ッ!!ごめんなさい!カケル様!!!」 ニコリと笑っているカケルを見て顔を真っ赤に染めたそいつらは、 パッと頭を下げて教室から出てった。 「・・・」 彼らの行動の速さに唖然としていると・・・ カ「大丈夫か!連夜!?ケガとかしてねえ?」 と、凄い勢いで言われ正直ビビった。 連「・・・あ、ああ。 俺は別に何とも・・・それより、さっきの奴ら何だったの? ・・・やけに、カケルを慕ってたけど?」 そう言って首を傾げると、何だかばつの悪そうな顔でカケルが答える。 カ「・・・あー、えっと・・・俺の親衛隊」 連「親衛隊?先生もそんなこと言ってたけど・・・どうゆうの?」 "親衛隊"と言う言葉に更に首を傾げる。 カ「親衛隊ってゆうのは、 なんか学校で顔の良い奴とか人気ものとかに出来るファンクラブ(?)見たいなもんだよ」 連「へ~、スゲーな男子校なのに・・・」 ・・・男ばっかのファンクラブ・・・・・・よくわかんねえ。 カ「スゴく無い!! ・・・俺に近付く奴を制裁とか言って強姦紛いなことして襲うし・・・ ・・・・・・・・・つーか、こんな事話してる場合じゃなかった! 連夜、お前なんか理事長に呼び出されてるぞ。早く理事長室行けってよ!」 連「あ・・・、そんな事も言われてたかも・・・じゃ、行って来る」 ハア、と1つ溜め息をついて教室から出ていった。
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