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「でもそういうのじゃないから!」
恥ずかしさを誤魔化すように、注がれたワインを一気飲みする。
「そういうのじゃないってお前……もしかして、まだ彼氏は作らないとか思ってんのか?」
一瞬真面目な表情になるマスターに、ぐいっとグラスを差し出す。
「マスターまでそんなこと言って……よし!マスター!総くん!今日は飲むぞー!!」
「え、おい……」
「クスクス。お付き合いしますよ」
そうして2時間飲み続けた結果ーーーー
「気持ち悪…っ…おえ…」
酔いつぶれた。
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