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顔を確認して、同時に固まる。
ど、どうして昨日の爽やかイケメンが…！
あまりの衝撃に、引き攣った笑顔のまま動けない。
と、先に動いたのは向こうだった。
「………ここの営業部の部長で中崎と言います。面接が始まるまでこちらでお待ちください」
先程の沈黙はなかった事のように
事務的な挨拶を残して、ふいっと先を歩いていくイケメン。
ぶぶぶ、ぶちょーーーー？！！
うそでしょーーー！！！
こちらを見ることもなく、待合室へと通され、ひとりポツンと残される。
もしかして、気付いてない？
いや、それはさすがにないでしょ。
向こうも一瞬固まってたし…。
ていうか昨日私、泥酔してたの見られてんじゃん！
「………落ちたな、ここ」
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