第十章~気分転換-真実と照らし合わされて…-~

23/56
前へ
/289ページ
次へ
バッグを置き 着ていた上着を脱いで 何の躊躇もなく腰を下ろす。 「姉ちゃん、 飲み物いるでー?」 (姉ちゃんじゃねえ!💢) なんて思いながらも 「あ、はいっ お願いしますっ」 イラつきを抑えた いつもの声で返事を返すと 数分後には コーヒーが差し出される。 いつもと同じこと。 何ら変わりない。 このままが続けば 何も無く帰ることだって 可能かも知れない…。 だけど…… 現実は そう簡単に行かなかった…。
/289ページ

最初のコメントを投稿しよう!

121人が本棚に入れています
本棚に追加