第十章~気分転換-真実と照らし合わされて…-~

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「…風呂行こか 髪の毛洗ったるわ」 コーヒーを飲み干して 立ち上がると 「先行っとくけん ちゃんと服脱いで 早く来いや~!」 昌也さんは全裸で バスルームへと向かった。 (たかが髪の毛洗うのに 全裸の必要あんの?) なんて思いながらも 立ち上がり脱衣場に向かう。 「本当に脱ぐの?」 バスルームで シャワーの温度調節をしてる 昌也さんに尋ねる。 決して 恥ずかしいから ためらうのではない。 脱ぐのなんて慣れっこだし 裸を見られる事に 抵抗なんてない。 ただ…… 全裸になる意味が 理解出来なかっただけだ…。
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