第一章~優しい兄とイジワル弟~

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淹れてくれた 手作りのコーヒー飲んで 大量のコンポのコレクションと 何故か、同棲してた彼女が 使ってたっていう部屋にまで 彼は案内してくれた。 そして… 一通り紹介と自慢が終わると 「…ねえ、 抱いてもいい?」 まるで女の人みたいな ちょっとナヨナヨした声で そう尋ねられ あたしは断る理由もなく 身を委ねた。 …「……そろそろ出ようか?」 そう言われて 服を着終わって時計を見ると 時刻は5時半を差していた… 「はい!」 あたしは元気よく返事をして 床の上のバックを拾い上げた。
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