【第一章】

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【第一章】

―――暗闇の中で誰かが語りかける。 ―――『せ  を   て』 ―――だがはっきりと聞き取れない。 ―――『もう ぐで か のき こう く  てし う』 ―――一体何なんだ。 ―――『君なら』 ―――最後の一言を聞いたと後意識が飛んだ。
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