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全く訳がわからないお。
(メ^ω^)「こっちの俺は説明が下手なんだっつーの」
(メ^ω^)「んで存在が消える時に必ずパラレルワールドのもう1人の自分に会うわけだ」
それが昨日ってことかお?
(メ^ω^)「そう。そんで必ず質問されるんだ『消える』か『残る』かってな」
それってなんの質問なんだお。
(メ^ω^)「自分の存在が消えるか各世界に残るかってこと」
うわー。なんかドストレートな質問なんですが。
(メ^ω^)「ぶっちゃけ質問に意味は無い」
……。
(メ^ω^)「なんつーかお前も選ばれたわけだ」
……選ばれた?
(メ^ω^)「そうだ」
(メ^ω^)「世界を救うっていう使命にな」
はあ!?
すっと目の前が明るくなった。思わず腕で目をおおった。
(メ^ω^)「ようこそ」
(メ^ω^)「世界の狭間ヘ」
目も大分慣れてきて辺りを見渡してみる。
周囲は草原のようだ。そよ風が心地よい。
(メ^ω^)「ついてきてくれ」
もう1人の自分に言われるがまま後を追いかける。
(メ^ω^)「ついたぞ」
もう1人の自分が指をさした。その方向には巨大な都が点在していたのだった。
(;^ω^)「なにがなんだかさっぱり」
当たり前だ。
ただでさえドッペルゲンガーに出会い、その世界から消えてパラレルワールドを体験し、更に世界の狭間なんて場所に来てしまっているからだ。
(メ^ω^)「ここは各世界の世界政府が協力し、ある理由で作られたんだ」
( ^ω^)「……ほえ?」
(;^ω^)「各世界の世界政府ゥ!?」
なんか話がでかすぎるぞ。
(メ^ω^)「各世界は不特定多数の人間を神隠しやらドッペルゲンガーやらでこの場所に呼び出しているんだ」
(メ^ω^)「まずパラレルワールド同士が繋がっている事がおかしいんだがそれは無視だ」
(メ^ω^)「簡単に言おう」
(メ^ω^)「すべての世界は崩壊寸前まで来ている」
(;^ω^)「それヤバくないかお?」
(メ^ω^)「だからだ。そのために俺達はここに存在しているんだ」
(メ^ω^)「さあ、入ってくれ」
もう1人の自分はそそくさと巨大な高層ビルの中に入っていく。もちろん後を追いかける。
エレベーターに乗り一気に最上階まで登った。
(メ^ω^)「ただいま帰りました」
( ・∀・)「うむ」
中に1人の中年男性が座っていた。
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