【第一章】

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この男、どこかでみた覚えがある。たしか歴史の教科書に載っていたような……。 ( ^ω^)「そうだお、各国に向けて資源共有をする『世界共有宣言』を提唱したモララーだお!」 ( ・∀・)「いかにも私がモララーだ」 だがなぜここにそのモララーが居るのだろうか。確か各国に世界共有宣言を提唱し見事世界政府で可決された後、突如姿を消したと言われているからである。もう10年以上前の話だ。 (メ^ω^)「さっきも言った通り世界が破滅の危機にひんしている訳だが」 ( ・∀・)「私が言おうじゃないか」 (メ^ω^)「わかりました」 咳払いをしてモララーは言う。 ( ・∀・)「私はある日どこからか誰かが語りかけて来たんだ」 ( ・∀・)「もうじき世界の均衡が崩壊すると」 ( ・∀・)「そして助けてと言っていた」 ( ・∀・)「私はなにか出来ないかと必死に模索していたある日、もう1人の自分に出会った」 ( ・∀・)「もう1人の自分はボロボロで私はただ事じゃないと思い話を聞いた」 ( ・∀・)「すると世界は網目状になっており、一本の糸同士が交わって私達の世界が成り立っていることがわかった」 ( ・∀・)「さらに各世界が危機にはんしていること」 ( ・∀・)「そして強大な敵がいることがわかった」 ( ・∀・)「もう1人の私とともに私は各世界の世界政府へ協力を要請する事にした」 ( ・∀・)「快諾してくれる世界もあれば渋っている世界もあった」 ( ・∀・)「各世界の莫大な援助を元にこの都市を建設、もう1人の私は各世界へ行ける装置の開発をする事にした」 ( ・∀・)「だがその最中、装置の開発を急いだもう1人の私は病にやられこの世をさってしまった」 ( ・∀・)「私は3年の歳月を費やしやっとの思いで装置を完成させ、各世界の世界政府をこの地に招いた」 ( ・∀・)「そして人の招集を各世界政府へ促した」 ( ・∀・)「多分だがニュースとかで人が失踪したというのは政府がそういう操作をしていて、実際にはパラレルワールドの自分がこの世界に招くかもしくはランダムに選ばれた人がこの世界の狭間に送られてくるんだ」 ( ^ω^)「……ようわからんお」 ( ・∀・)「はっはっは、さすがに文字を並べ過ぎたか」
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