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「ねっむーい!寒っいっ!」
「じゃあ帰れ?」
「ごめんってー」
自分を抱きしめるようにしながらブーブーと叫ぶ愛美にユカは一瞥もくれずに言いはなった。
キャピキャピと謝る愛美にユカは呆れたように小さくため息を吐いた。
「寒いのはそんな金魚みたいなビラビラのお洋服だからでちゅよー」
「私小柄で華奢だから似合うでしょ!」
「痩せてはねぇよな」
「女子高生体系なの!一般よりは細いもん!」
シャンとわざとらしくポーズを決める愛美にユカは目を細めながら胸中疑問を浮かべた。
あんな気合い入りまくった、てかあざとい格好の女警戒するんじゃね?
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