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そうしているうちに、
三階の、いつも挨拶をしていた60代過ぎのおじさんの部屋から
大音量のラジオの音が
部屋の外にまで、洩れていて
変なおじさんだなと思った。
そして奇行が、少しずつ
目立ち始めた頃
三階に住んでるおじさんが
四階の階段を登って来てるところに、遭遇する。
あわてて、『ものすごい音がしたからなんだろうと、思って見に来た』といっていた。
この頃から、よく壁に
子供の足音やテレビの音がうるさいだの、お風呂は、九時以降は、入るな等の
張り紙がされていた。
だいたいは、この、おじさんだとは、思っていたが、無視をしていた。
そうしていると
大家さんから、四階から
二階に、移り住まないか?と、提案された。
そのころ我が家は、家族7人で、1DKに、住んでいたから、狭いだろうということで、
二階は、ワンフロアが部屋になっているから
子供たちにも、いいじゃないかということだった。
大家さんには、主人と話してから決めると話した。
もちろん部屋が広くなるから、内心では、万歳していた(笑)
旦那が、仕事から帰ってきて、この、話をしたら
『えーえいいのかな?』と
戸惑っていた。
それも、そうだ。
家賃の問題もあったからだ。
実際は、そんなに変わらずに、引っ越すことにした。
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