第1章

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「奈々美が何を考えてるのか、わからない。俺はいつもお前のことを1番に考えて支えてきたつもりだ。でもお前は俺のこと考えたことあったか?」 彼にそう問われ私は何も言えなかった。 もちろん好きだった。 私のことを理解してくれていたし 彼のことも理解しているつもりだった でもどうやら私は彼のことを1番には考えてなかったことに気づいた 大学時代はCAになりたいという 気持ちの方が大きかったから。
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