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第99話
俺
「ただいまー」
飛鳥
「おっかえりー!」
俺
「何故いる」
飛鳥
「誰が?」
俺
「お前以外の誰がいるか」
飛鳥
「I don't know!」
俺
「泥棒かと思ったわ」
飛鳥
「別に俺の部屋に欲しいものは何も無いけどねー!」
俺
「少し泣いた」
飛鳥
「それで俺!」
俺
「んぁ?」
飛鳥
「明日の小テストに向けて、少し勉強を教えていただけると嬉しかったりするんだな!」
俺
「雨か雪が降るのか」
飛鳥
「失敬なっ!」
俺
「だって飛鳥だろ?」
飛鳥
「俺の中でボクはどんな存在なのさ!?」
俺
「部活は?」
飛鳥
「やー、ウチの部員全員がヤバイから、今日は休みだよっ!」
俺
「ソフト部大丈夫か」
飛鳥
「今更だね!」
俺
「んで明日っていうと、数学の小テストか」
飛鳥
「微積分が微妙……」
俺
「俺達がドラえもんになるかドラえもんが俺達になるかだな」
飛鳥
「わけがわからないよっ!?」
俺
「三次が二次、二次が三次だろ?」
飛鳥
「あ、なるほど……」
飛鳥
「てっきり太れって言ってんのかと」
俺
「誤解だからそのカッターしまってくれねえか」
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