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第101話
~○○襲来編~
夕紀
「俺って一人っ子なんですか?」
俺
「どうしたいきなり」
飛鳥
「俺には兄弟結構いるよね!」
恋香
「大きな人達ばっかりだけど」
夕紀
「へぇ」
俺
「全員もう仕事始めたな」
飛鳥
「みんな癖が強いねっ!」
夕紀
「何となく分かります」
俺
「何故だ」
俺
「でもまぁ」
飛鳥
「一番癖が強いのは……」
恋香
「……うん」
夕紀
「え、ちょ、何ですかその反応!?」
プルルルルル
俺
「悪い、電話だ」
俺
「はい」
「あ、俺か?」
俺
「違います」ガチャ ツーツー
プルルルルル
俺
「はい」
「そっちに今度就任する事になった」
俺
「へぇ」ガチャ ツーツー
プルルルルル
俺
「はい」
「部屋の整理よろしくな」ガチャ
ツーツー……
俺
「泣いて良い?」
夕紀
「何でですか!? ってか何ですか今のやりとり!?」
飛鳥
「もしやもし」
恋香
「あの人だね……」
俺
「ああ」
夕紀
「なんてタイミングの良い……」
俺
「姉ちゃんだ」
夕紀
「今の話し方でですか!?」
飛鳥
「夕紀ちゃんが言える義理ではないねっ!」
恋香
「あ、あはは……」
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