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第104話
ぶるあぁぁぁ!
俺
「お、電話だ」
「今駅に着いたからそっちに向かうわ」プツッ
俺
「ちょっ、どこの駅!?」
夕紀
「切れましたね」
恋香
「やっぱりお姉さんだね」
飛鳥
「私達に出来ない事を平然とやってみせるっ!」
俺
「そこに痺れないし憧れない」
飛鳥
「むー」
夕紀
「とりあえず一番近くの駅に行ってみましょうよ」
恋香
「そこに来てれば良いんだけど……」
俺
「十中十一無いな」
飛鳥
「人はそれを百パーセントと言う!」
テクテク
飛鳥
「着いた!」
俺
「疲れた」
恋香
「だろうね……」
駅員
「その人ならさっきまでいたよ」
俺
「なんと」
飛鳥
「まさかのマイナス一割が当たるとはっ!?」
恋香
「今日は雪が降るのかな?」
夕紀
「皆さんどんな認識なんですか」
俺
「こんな認識」
夕紀
「分かりやすくて泣きそうです」
駅員
「それで右に歩いて行ったかな」
俺
「我が家は左方向だな」
飛鳥
「ほらね!」
夕紀
「最寄り駅って何でしたっけ」
恋香
「あ、あはは……」
夕紀
「勉強とかはあまり得意じゃないんですか?」
俺
「近場の旧帝大に行ったな」
夕紀
「」
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