107人が本棚に入れています
本棚に追加
第106話
俺
「何とか降りるように電話した」
飛鳥
「手慣れた物だね!」
夕紀
「それは手慣れちゃ駄目です」
俺
「しかしどこで降りたやら」
夕紀
「バスの行った方向に行けば出会えるんじゃ?」
俺
「素直にこっちに来ると思うか?」
飛鳥
「最悪バスを追い掛けてるね!」
恋香
「そういう人なんだ」
夕紀
「もう一体どんな人なんですか……」
俺
「とにかく別れて探すか」
飛鳥
「一個提案であります隊長!」
俺
「はい飛鳥参謀長」
飛鳥
「さ、参謀長……良いなぁ……」
俺
「そこでうっとりすな」
飛鳥
「コホン、二人ずつに別れた方が良いんじゃないかと!」
恋香
「い、良いんじゃないかな」
夕紀
「そうですね!」
俺
「何お前らの反応の早さ」
飛鳥、恋香、夕紀
「最初はグー!」
俺
「とうとう飛鳥以外にもスルーされるという」
俺
「ってか俺は?」
飛鳥
「勝った人が俺と組めば良いでしょー?」
俺
「前も聞いたなこれ」
飛鳥、恋香、夕紀
「あいこでしょっ! あいこで……」
俺
「気合入ってんのは良いんだが」
俺
「今の内に探しに行った方が良い気がs」
夕紀
「俺、少し静かにしててください!」
俺
「……泣いて良いよね?」
最初のコメントを投稿しよう!