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第112話
飛鳥
「お、いたいたー!」
恋香
「え、あれ? 凛さんもいる……?」
飛鳥
「うはっ、今度は富士山の噴火ですかっ!?」
凛
「今度はとは何だ」
夕紀
「本当にこの方はどんな扱いなのでしょう……」
夕紀
「確か、前に一度だけ無事に帰ってきた時は台風も連れてきましたよね」
凛
「ただの爆弾低気圧だろ」
俺
「ただは付かん」
飛鳥
「そういえば、これ凛さんのですよねっ!」スッ
凛
「おぉ、悪いな」
夕紀
「凄いですね、アルマーニですか」
俺
「アニマール?」
凛
「動物園で皮でも食ってろ」
俺
「動物を剥げというか」
凛
「バナナの皮な」
俺
「もっと酷かった」
飛鳥
「さてっ、凛さん!」
恋香
「にゅ、飛鳥ちゃんすっごい笑顔」
凛
「へいへい、二人で何でも買って来い」1000円ピラッ
飛鳥、恋香
「わーい!」
俺
「Give me.」
凛
「頭突きで良いか?」
俺
「……Don't kill me.」
夕紀
「仲が良いんですね」
俺
「そうか?」
凛
「目は大丈夫か?」
夕紀
「即答する辺り、さすが俺のお姉さんです」
凛
「この子、何か変わった考え持ってるな」
俺
「姉ちゃん程じゃ無いわ」
俺
「だが男だ」
夕紀
「見たいですか?」
凛
「変わった性別持ってたか」
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