第101話~

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第113話 俺 「で」 凛 「ん?」 俺 「何しに帰ってきた」スチャ 凛 「さぁ、何だろうな」チャッ 夕紀 「お二人はどこからメリケンサックと木刀を取り出したんですか!?」 俺 「下がってろ夕紀、これは男と男の戦いだ」 夕紀 「そうなると、俺と私が戦う事になるんですが……」 凛 「私の願いはただ一つ」 俺 「俺達は……戦う運命にある!」 凛 「んなわけ無いだろ」ポコン 俺 「あだっ」 夕紀 「これ、どっちも偽物ですか」 凛 「何で私がお前と戦わなきゃならんのだ」 俺 「ノリ」 夕紀 「戻るのも早いですね……」 凛 「別に願いとか無いし」 俺 「夢の無い若者だな」 凛 「あるのは、俺に課すべき義務だけだ」 俺 「わけがわからないよ」 凛 「まぁまずこれを見ろ」 俺 「…………おぉ、受かってるじゃないか」 夕紀 「何ですかそれ」 凛 「教員採用試験の結果さ」 夕紀 「先生だったんですか、おめでとうございます!」 凛 「それほどでも、あるな」 夕紀 「こんな所が俺に似てます」 俺 「で、だ」 俺 「聞きたくないが何となく分かるが想像するなら爆発したいんだが、何で帰ってきた?」 夕紀 「どれだけ考えたくないんですか」 凛 「そんなの分かってるだろう」 凛 「私の赴任先は俺の高校だ」 俺 「爆発しろ」 凛 「校長のヅラが飛ぶぞ」 俺 「嫌だわそんなピンポイント爆発」 夕紀 「何故お二人はそんな事を知ってるんですか!?」
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