これこそ書籍化すべき

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※ここから先はややネタバレが含まれます。苦手な方は次のページへお進みください。 文体は一人称で主に書かれており、非常にスムーズに読み込むことができる。 心理描写から情景描写まで、その豊かな表現力がにじみ出ていて、風景を事細かに想像できる。 次に、内容としては、異世界へと強制的に送られてしまうもの。 一見ありがちだが、死亡してから神様やらから凄まじい能力をもらい、好き勝手やる物とは違い、地球にいた頃の身体能力、頭脳がそのまま反映されている。 夢世封書という、2ページで完結する物語を集めた短編集。その中に出てくる。『龍の守り』だけ他とは異なった雰囲気を醸し出していた。 主人公はその龍の守りの世界へと飛ばされてしまう。ここから物語が動き出す。 終わり方も続編を期待させるような終わり方であり、筆者としては続編が待ち遠しかったりする。 書店で見かけるライトノベルと同等、若しくはそれ以上かもしれない作品。ここにおいておくのが持ったいない。
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