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僕の名前はマロである。
僕はスペシャル犬。生まれながらに手の形が皆と違うんだ。アメリカではスペシャル犬をわざわざ飼うらしく僕は選ばれたスペシャル犬だよって大家のキンさんが言ってたよ。
生まれて4年がたったよ。
お母さんの名前はラン。
そして、友達のパピヨンのイチがいるよ。
それから、大家の子供、ハナちゃんもいるから家族は5人。だよ。
大家のキンさんは仕事ウーマンの上、僕達の世話とハナちゃんの世話で超~忙しい。
4年前、娘のハナちゃんが[ランの胸が腫れてるよ~]と言うので見てみたら[そういえば、腫れてるみたいだから週末病院に連れていくわ~]と土曜日に行くことにしていたみたい。土曜日の朝、雨が降りだしたからラン母さんを玄関においてあげたらしいよ。昼、台所に立っていたら、物凄いラン母さんの悲鳴!!大家さんと娘のハナちゃんそして、イチの3人が慌てて、玄関に行くと…。
なんと、う、う、う、ま、れ、て、いる。何かが…。大家さん初めての経験だが、[ビデオの101匹ワンちゃんを見てたから、大丈夫。大丈夫。]なんて言ったけど[ばーちゃんに電話して~]とヘルプだったみたい。とりあえず、1匹お産させた所でばーちゃんとおばちゃんまで駆けつけてくれて、ホッとしたキンさんは又、台所で食事の片付けしてたら[また、出てきたよぉ~]と娘のハナちゃん。ばーちゃんとおばちゃんも産婆になった。
なんと、僕の兄弟は4匹。
大家さん、なぜ!いつ!一体なんなんだ~!
犬が6匹、多数決をとったら完全に負けだわあ~と…頭かかえてたとラン母さんが言ってたよ。
大家さんこれから、大変~。
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