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「わかった…結局昼飯食べれなかった…」 溜め息を吐いたイチは椅子から立ち上がる 「イチ」 「な…むっ?」 振り返ったイチの口にサンドイッチをくわえさせた 「少しは空腹紛れるだろ」 「…ありがと」 驚いた顔をしたイチはすぐに笑顔になった そのままヤマトに駆け寄って食堂から出ていった 「…そういえばリツヤは?」 食堂にいるはずのリツヤがいない 「リツヤさんなら実行委員だから、さっさと食べて出て行きましたよ」 「え?ちょっ…俺も実行委員だし!!」 俺はサンドイッチをジュースで流し込んで急いで会議室に向かった
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