3話

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 どうしてこんな所に、と思う間もなく。彰吾は鏡を前に右方向に足を向けた。  そちらには廊下と比べて比較的幅の狭い通路が伸びていて、奥から食器の触れ合う硬質な音が響いて来る。  どうやら厨房はこの先にあるらしい。  彰吾は館内の様子に詳しいらしく、迷いなく歩を進めて行った。 .
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