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７話
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遅い夕食を済ませ、メンバーがそれぞれの部屋に戻ったのは深夜を過ぎた時刻だった。
滞在初日と言う事もあってか、皆異様にテンションが高かった。
特に加賀と蓮美は夕食後にわざわざ居間に場所を移してから、夜遅くまでどんちゃん騒ぎを行っていた。
蓮美は酒豪らしく、食前にかなりの酒量をこなしていたはずなのだが、それから更に加賀と飲んでいる。
あの様子では、翌日は昼頃まで起きては来れないだろう。
僕は二階の廊下の突き当たりにある、角部屋に滞在場所を決めていた。
幾つも同じ扉が並んでいるので、部屋を間違えないように配慮したのだ。
歩きながら扉の数を数えてみた所、二階には合計十二部屋もある事が分かった。
一階のエントランスへと続く階段を挟んで、左右にそれぞれ六部屋もある事になる。
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