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「まじかよ蓮~!」
「代われよ~」
「代わるかバーカ!」
と水城君と男子達は席替え独特のそんな会話をしていた。
…ていうか、となりが水城君!?
最悪だ…。
一番なりたくない人と…。
席は良いというのに、一気に気持ちが暗くなる。
「ん?隣桜井か?よろしくなっ!」
歯を見せニッとわたしに笑いかける水城くん。
「あ、うん…、よろしく」
わたしもなんとも言えない微妙な笑いで水城くんに笑いかけた。
なんというか…悪い人じゃないんだよね…。
でもなんでだろう…。
なんだか苦手なんだよね…。
多分わたしがこういうタイプの人苦手なだけなんだと思う…。
まぁ、なるべく近づかないようにしよっと。
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